コラム
2024.09.11
店長向け!複数人のシフト管理も可能な無料アプリ4選/シフト作成のコツも紹介
アプリ
シフト作成
シフト管理は、店長にとって日々の業務の中で最も時間がかかる作業の一つです。
エクセルや手作業でシフトを作成している中で、「もっと効率的にシフトを組みたい」と感じることも多いのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、スマホで使える無料のシフト作成アプリです。
この記事では、無料で使えるおすすめアプリ4選と、無料アプリを使う際のメリットや注意点、無料アプリと有料シフト管理システムの違いについて紹介します。
自店舗のニーズに合ったシフト作成アプリを選ぶ際の参考にしてください。
無料シフト作成アプリについての記事もぜひあわせてお読みください。
目次
1.複数人のシフト管理ができる無料アプリ4選
スマホ向けに開発された、無料で使えるシフト作成アプリを4つ紹介します。
いずれも複数人のシフトを作成・管理できるすぐれものです。
ぜひ試しに使ってみてください。
(1)シフト表Lite(iOS向け)
スタッフごとのスキルや勤務可能曜日を登録すれば、自動でシフト表を作成できるアプリです。
休みの希望などが提出してされている場合は手作業で反映できます。
有料版では「早番は週3日まで」「夜勤は連続2日まで」といったルールを追加することが可能です。
(2)TapShift(iOS向け)
複数人のシフト作成や月毎の従業員の勤務状況の確認、その日に働く従業員一覧の表示が可能なスマホ用アプリです。
50件までのシフト入力であれば無料で利用できます。
タップするだけで入力可能なのはこのアプリならではと言えます。
(3)スマートシフト(iOS/Android向け)
従業員による希望シフトの提出、店長によるシフト表の作成、どちらもこのアプリでおこなうことが出来ます。
店長と従業員での連絡チャットなど、シフト管理に必要な機能も備わっています。
iOSとAndroidいずれにも対応している数少ないアプリです。
(4)シフト作成アプリ(Android向け)
このアプリの「自動割当」機能は、あらかじめ用意した割当ルールに合わせて、できるだけ公平なシフト表を作成できます。
「日付とシフトと担当業務ごとの必要スタッフ数の設定」「スタッフごとのシフト設定(曜日の割当不可、最大日数)」などの割当ルールも付与できます。
2.無料アプリでシフト作成するメリット
無料アプリの利点として、初期費用0円で気軽に始められることや、アプリの使用感を比較しやすいことなどが挙げられます。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
(1) 初期費用0円で気軽に始められる
無料アプリは初期費用が一切かからないため、コストを抑えながらシフト管理を始められます。
導入の際のリスクがないため、従来の方法から新しいシステムへ移行する際の心理的なハードルを低くできます。
シフト管理に慣れていない店長でも、無料アプリを使うことで負担を軽減できるでしょう。
(2) アプリの使用感を比較しやすい
無料アプリは複数を試して使用感を比較できるのが大きなメリットです。
機能や使いやすさはアプリごとに異なりますが、まずは無料で試せるので、自分の店舗に最適なものを選べます。
比較することで、入力のしやすさや機能の豊富さなど、求めるポイントに合ったアプリを見つけられます。
3. 無料シフト作成アプリの注意点
無料のシフト作成アプリは手軽に導入できる反面、注意すべき点もあります。
使い始めてから「思っていたより不便だ」と感じることがないように、事前にデメリットを把握しておくことが大切です。
以下、無料アプリを利用する際に気をつけたいポイントを紹介します。
シフト管理の効率化やスムーズな運用のために、これらの注意点を念頭に置いて活用しましょう。
(1) 入力回数や人数などの機能が制限される
無料アプリは、利用できる機能に制限がある場合が多いです。
例えば、登録できるスタッフの人数やシフトの入力回数に上限が設けられていることがあります。
小規模な店舗であれば問題ないかもしれませんが、スタッフ数が多い店舗やシフト変更が頻繁にある場合、不便に感じる部分です。
(2) 勤怠管理や給与計算など他のシステムとの連携がしづらい
有料のシフト管理アプリには、勤怠管理や給与計算と連携できる機能が備わっています。
無料アプリの場合、このような連携機能はありません。
そのため、他のシステムと併用している場合、手作業でデータを移行する必要があり、時間や労力がかかります。
(3) 自動作成できる部分が少ない
無料アプリは有料のものと比べて、自動作成機能が少ない場合があります。
例えば、スタッフの希望シフトや過去のシフトパターンを基に自動でシフトを組む機能がない、もしくは自動作成機能は有料のケースがあります。
シフト作成の効率化を目指す場合には注意が必要です。
(4) データが蓄積されない
無料アプリの場合、過去のデータが一定期間を過ぎると削除されたり、蓄積機能そのものがないことがあります。
データを蓄積できないと、スタッフの労働時間の分析や過去のシフトを参考にした調整が難しくなります。
データを活用したシフト作成を考えている場合は、保存期限を確認して利用することが重要です。
4.シフト作成アプリを選ぶポイント
シフト作成アプリは、自店舗のニーズに合ったものを選ぶことで、シフト管理の効率化やスタッフ間のコミュニケーションがスムーズになります。
ここでは、シフト作成アプリを選ぶ際にチェックすべきポイントをいくつか紹介します。
最適なアプリ選びの参考にしてください。
(1)使いやすさ
シフト作成アプリにおいて最も重要なのが「使いやすさ」です。
シンプルで直感的な操作ができるアプリであれば、店長だけでなくスタッフも使いやすくなり、シフトの入力や変更がスムーズに行えます。
操作が複雑だと、スタッフが入力をためらったりミスが起きる可能性があります。
事前に無料版やデモ版で使用感を確認すると良いでしょう。
(2) シフトの自動作成機能
シフト作成の効率化を図るため事前に無料版やデモ版で使用感を確認すると良いでしょう。
自動作成機能が充実しているかもポイントです。
スタッフの希望シフトや過去のシフトパターンを基に、自動でシフトを組んでくれる機能があれば、店長の作業負担を大幅に軽減できます。
アプリによって自動作成機能の有無や使い勝手が異なるため、自店舗のニーズに合ったものを選びましょう。
(3)スタッフ人数の制限
無料アプリの場合、登録できるスタッフの人数に上限があることがあります。
導入を検討する際、店舗の規模に対応できるか確認しておきましょう。
特に大型店舗やシフト変更が頻繁な場合、スタッフ人数に制限がない、または十分な人数を登録できるアプリを選ぶ必要があります。
(4)他のシステムとの連携
シフト管理だけでなく、勤怠管理や給与計算も行う場合、これらのシステムと連携できるアプリを選ぶと便利です。
連携機能があれば、シフトデータをそのまま勤怠管理や給与計算に反映させることができ、作業の効率化につながります。
無料アプリは連携機能に制限があるため、有料のシステムを選ぶことをおすすめします。
(5)データの蓄積・分析機能
過去のシフトデータを蓄積し、分析できる機能があるか確認しましょう。
データの蓄積ができれば、スタッフの労働時間の傾向や繁忙期のシフトパターンを確認でき、今後のシフト作成に活かすことができます。
アプリによってはデータを一定期間で削除するものもあるため、どの程度データを蓄積できるか確認しておくと良いでしょう。
(6)サポート体制
万が一のトラブルや操作上の疑問が発生した場合、サポート体制が整っていると安心です。
問い合わせ対応のスピードやサポート内容の充実度はアプリごとに異なります。
評判やレビューを確認しておくと良いでしょう。
サポートが充実していれば、初めてシフト管理アプリを使う場合でも安心して利用できます。
5.無料シフト作成アプリと有料のシフト管理システムのちがい
無料のシフト作成アプリは手軽に始められる反面、機能面やサポート面で有料のシフト管理システムとは違いがあります。
それぞれのメリットとデメリットを把握し、店舗のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。
ここでは、無料アプリと有料システムの主な違いについて解説します。
(1) 機能の豊富さ
無料シフト作成アプリは基本的なシフト作成機能に特化している場合が多く、必要最低限の機能で構成されています。
一方、有料のシフト管理システムは、勤怠管理や給与計算との連携、シフトの自動作成機能、スタッフへの一斉通知など、幅広い機能を備えています。
特に、複雑なシフト体制を持つ店舗や、シフト管理に時間を割けない店長にとって、有料システムの豊富な機能は大きな魅力です。
(2) カスタマイズ性
有料シフト管理システムは、店舗のニーズに合わせてカスタマイズできることが多いです。
例えば、スタッフの勤務条件やシフトパターンを細かく設定したり、独自のルールを反映したシフトを自動作成する機能があります。
一方、無料アプリでは、こうしたカスタマイズ性が制限されていることが多く、店舗の運用に完全には適応できない場合もあります。
(3) サポート体制
無料アプリの場合、サポート体制が十分でないことが一般的です。
操作方法に関する質問やトラブルが発生した際に、サポートが受けられなかったり、問い合わせに時間がかかることがあります。
対して、有料のシフト管理システムは、導入時のサポートから運用中のフォローまで、専任のサポートチームが対応してくれることが多く、安心して利用できます。
(4) データの蓄積と活用
無料アプリはデータの蓄積期間に制限があったり、分析機能が限定的です。
一方、有料システムは、過去のシフトデータを長期間にわたって蓄積でき、スタッフの勤務状況や労働時間を詳細に分析できます。
効率的なシフト作成や人件費の最適化など、経営面での改善にも役立ちます。
カスタマイズや自動作成が充実!「R-Shift」
(1)小売業・サービス業の導入店舗数1万店超
アールシフトは、小売業やサービス業のシフト管理に特化したシステムです。
おかげさまで2020年〜2024年と5年連続で「登録ID数1,000以上の小売業」における導入数No.1(※東京商工リサーチ調べ)となりました。
全国展開しているスーパー、生活雑貨店、レンタルビデオ店、衣料品店、ホームセンター、映画館、空港、コールセンターなど幅広い業種の企業様に選ばれています。
(2)柔軟にカスタマイズ可能
選ばれる理由の一つが、カスタマイズの柔軟性です。
シフト管理においては企業ごとに設けている独自ルールや細かな要望があるかと思います。
アールシフトなら800を超える標準機能から独自にオーダーメイドが可能です。
「店内レジと屋外レジの違いを考慮して割り当てたい(ホームセンター向け)」
「薬剤師と登録販売者を確実にシフトに入れたい(ドラッグストア向け)」
といった業種特有のシフト管理方法も、標準機能で既に搭載されています。
標準機能だけでは対応しきれない個別カスタマイズにももちろん対応。
お客さまの企業特性を理解した上で、設定のチューニングを行ないます。
(3)シフト管理+人時生産性向上を同時に実現
アールシフトではレイバースケジューリング理論(LSP)や統計分析手法、AI手法などを全面採用。仕事と人をMH(人時)で把握し、ムリ・ムダ・ムラの最も少ない効率的なシフトを実現しました。誰が使用してもスピーディに高精度なシフト表が作成できるよう、当社独自の最適化手法を備えています。
(4)直感的に操作できる現場志向のシステム
高精度なシステムでありながら、直感的な操作でシフトが自動作成できるよう、インターフェースにも徹底的にこだわりました。
基本操作はマウスだけでOK。
公休と有休の色分け表示や、白黒印刷したときの見やすさなど、現場の方々が求める機能を実装しています。
システム自体の素早いレスポンスも好評です。
アールシフトでは、シフト管理システム導入を検討中の企業様向け体験利用プランや、メイン機能の使い勝手がわかるデモ動画を用意しています。
シフト管理方法について見直しを考えているご担当者さま、ぜひお気軽にお問い合わせください!